F-16's Page
Part-25
↑ F-16C/90-0813 /Block-50B スパンダーレムの480th TFSに配備後、暫く第22戦闘機中隊(22nd FS)”スティンガース”に移動 赤い帯を付けていたが2010年から現隊に復帰している機体である。
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↑ F-16C/91-0416 /Block-50D 以前は52nd OGの司令官指定機。
第480戦闘機中隊(480th TFS)は、1987年にスパンダーレムでF-16C/Dで編成された飛行隊であったが、1992年に一度閉隊して暫く部隊は存在しなかった。480th FSが解散した後、F-16C/Dの飛行隊は、元々いた第23戦闘機中隊(23rd FS)に加え、同じドイツ国内ですぐ隣のビットブルグでF-15A/Bを使っていた第22戦闘機中隊(22nd FS)が、F-16C/Dに転換されてスパンダーレムに配備され、F-16の2個中隊編成となった。同時にF-16の部隊であった第81戦闘機中隊は、同基地でA-10A部隊に転換され、2013年まで同基地にいた。つまり、今回来た部隊は、1987年当初スパンダーレムに編成された部隊そのままでなく、2010年に第22と23の戦闘機中隊が解散し、新たに再編成されナンバーを引き継いだ新部隊である。実にややこしい。この部隊も2023年4月上旬には本国へ帰還となり、代わりにスイモアジョンソンAFBからF-15Eが来る予定である。
↑ F-16C/91-0418 /Block-50D 今回飛来したダークバイパーの中で、赤いラインもない最も地味な1機。
↑ F-16C/91-0417 /Block-50D
↑ F-16C/90-0828 /Block-50B
↑ F-16C/91-0338 /Block-50B ブロック50番台の機体は、1993年頃にそれまでのブロック30番台から一挙に更新が進んだ際に部隊に入っている機体。
↑ F-16C/96-0083/Block-50 今回来日した機体で最も新しい生産番号であるが、この機体はハブグラスVが施される前に、暫く旧塗装を落し、汚れたジュラルミン姿で飛行していた写真が残っている。当時は意味が解らなかったが、塗装変更前の過渡期の姿だったのかもしれない。
今回 一連の項でご紹介した10機の他に、480th FS司令官指定機のF-16C/96-0080とF-16C/91-0361がいるはずであるが、私は撮影の機会に恵まれなかったので、記述のみとさせて頂く。
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↑ F-16C/90-0829 /Block-50B 2018年頃から52nd OGの司令官指定機となっている機体で機首の投弾マークも何年も消されず書かれたままであるが、何処での戦歴かは、最近の米軍は秘匿の問題から記述がない。つい最近だとやはり”Inherent resolve operation”でシリア・イラクでのイスラミック・ステート殲滅作戦(2014-2021)が一番該当しそうである。。